私なりの彼の愛し方
「はい。」




いっぱい遊んで少し休憩。アイスクリームを2つ買って1つを優牙に渡す。





「さんきゅ。いくら?」




「いーよ。私の奢り。入場料払ってもらっちゃったし。」





「男のプライドだな。」






「なにそれ(笑)」






久々に優牙と笑った。すごく優しい笑顔。以前深雪に向けられていたこの笑顔は今私にだけ向けられている。





それがなんだから無性に嬉しい。
< 128 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop