私なりの彼の愛し方
次の日からの2人のらぶらぶっぷりは校内でも有名になった。




優牙は私が一度も見たことがない優しい笑顔を深雪に向けている。




見たくない!と反射的に思い、窓の方に視線を向けた。





どーして私は好き、と気付くのがいつも遅いんだろう。あの時もそうだった。気付いた時には彼はもういなくて。




もうこんな思いは嫌って心を閉ざしたはずなのに何でまた開きかけてんの?ううん。もう完全に開いてる。
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