私なりの彼の愛し方
「美咲ちゃん?泣いてんの??」




「え?あっ、真琴…泣いてないよ?」







びっくりした…多分私より先に来てたんだろう、屋上のベンチからは死角で見えなかったとこから真琴が現れた。






「無理しないでいいよ。美咲ちゃんさぁ、優牙の事好きなんでしょ?」






「な、んで知って……」






「わかるよ。美咲ちゃん見てたらね。無理に忘れる事なんかないと思うよ?」






なんで真琴には私の気持ち全部バレちゃってんのかな。
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