天使の条件
「…まぁ落ち着けって。立花には少し臨機応変さが足りないんだよな」



「臨機応変ってレベル超えてますからね!とゆうか、なんで名前知ってんの!?」



「あ?それはあれだ。オレが天使だからだ」




「そんなんで通じるわけないでしょう!?」



「通じんだよ。オレ天使だから」



もはや語尾と化した天使だから発言になんにも言い返すことができず、私は閉口した。




言い返すことがムダだと悟ったあたり、私は十分臨機応変さに長けていると思う…
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