天使の条件
指された場所を見ると、天使の条件とタイトルが書いてあり、その下にも色々と書いてあった。



例えば、第一ヶ条、優しさを持つべし!



とか、そんなようなノリの奴が10ヶ条くらいあった。



「これらを満たしていくのがオレ達の宿題」



「へー…」



もはや何も言えない。



呆けた私の返事を気にすることもなく天使は喋り続ける。



「んで、ノルマっていうのが人を1人幸せにしなきゃいけない」



「なんかそれ聞いた気がする…」



「おっ察しがいいな。そう、オレにとってその人とは立花、お前だ。」




< 33 / 36 >

この作品をシェア

pagetop