キミの隣のイケメン君.

青華につくと乃々はさっさと体育館に行った。


「グランド行こうか」

リツちゃんとグランド行くともう人だかりができていた。

「すごいね。」

フェンスに張り付くように女の子がたくさんいた。

見たことない人ばかり



瞬、発見!

わぁ!シュート決めた!


紅白試合してるみたい

めずらしく、瞬と山口くんが敵同士になってる。


「あたし、決めた!」

人だかりの真ん中から人気は目立つ派手な子が声を上げた。

派手だけど可愛い

「どうしたの光美?」

隣の友達らしき子が話をかける。

「今、シュート決めた人にする。次のターゲット!」

「もう決めたの?」

あきれ顔の友達。

今シュート決めたのって瞬だよね?

決めたって何を?



「杏、ライバルみたいね。」

リツちゃんが派手な子を見ながら言った。

「ライバル…えっ!?嘘でしょ!?」

あの子がライバル?

「たぶんだけどね。気をつけなさいよ」

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