キミの隣のイケメン君.
杏side


あの王子様にもう一度会えないかな!


「こら!またぼーっとしてる。あたしの話し聞いてた?」

「乃々ごめん!」

今は昼休み、教室で机をくっつけて弁当を食べている。

「昨日道に迷って送ってくれた男の子のこと考えてだしょ?」

「うん」

だってあんなにかっこいい、イケメン今までに見たことないよ!


「会えるといいわね!ところで放課後空いてる?」

乃々がにやにやしながら聞いてきた。

「空いてるよ」

「いいとこ連れていって上げるね」

なんか怪しい…

「いいところって?」

「秘密」

ますます怪しい…



.
< 15 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop