キミの隣のイケメン君.

職員室でダンボールを貰って、担任と一緒に教室に向かった。

「佐原、今だから言うけど」

担任はサッカーの顧問もしてくれている。

「何ですか?」

「佐原のいるクラスを持つ教師、絶対男にしてたんだぞ。あと佐原の妹の所は女にしてるんだ。」

「小学校から言われたからですか?葵は小学生の時、男の教師に誘拐されそうになったし、俺は中一の時女の教師に襲われそうになった。」

葵の時は部活で遅くまで俺が残ってたからよかった…俺の時は奏がいたから助かった

「そうゆうことだ。」

「学校にかなり迷惑かけてる兄弟ですみません。でも、今日で少しだけ落ち着くでしょ?」

ニヤリと先生に笑って見せた。

「そうだな。でも、お前の妹と弟が卒業するまで大変だろうけど…」

「お世話になります。」




教室に戻ってダンボールにプレゼントを放り込んでいった。

「俺にも分けてよ。」

隣の席の男が羨ましそうに言ってくる。

「いいよ。好きなだけ持って行けば」

「最後までムカつく奴だな!!佐原!」

お前は最後までつかっかって来たな。

「こら!お前ら先生の話聞いてるのか?」

先生に注意を受けた。



「これから体育館に移動してもらう。リハーサルのようにすること!わかったか?」

みんながやる気のない返事をして、廊下に並び体育館に向かった。




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