キミの隣のイケメン君.
姫様との距離
杏side
とうとう何も佐原くんから連絡なしでGWが終わってしまった。
「瞬から連絡きた?」
リツちゃんに聞かれる。
首を横に振って答えると、リツちゃんはため息をついた。
「何してるんだろうね。」
「佐原くんもGW忙しいんだよ。きっと…」
本当に忙しくしてあたしのことなんて忘れてそう…
もしかしたら、なかったことにされるのかな?
頑張って勇気だして言おうとしてたのに…
「何ため息ついてるの?」
席の離れている乃々がやって来た。
「瞬から連絡なかったんだって」
リツちゃんが答えてくれた。
「そうなんだ。」
その時あたしのケータイが震えた。
メールだ。
あっ!?
「杏、どうしたの?」
乃々に画面をのぞかれた、
「佐原くんからじゃん」
メールは佐原くんからだった。
「早くみなささよ」
リツちゃんに促される。恐る恐る決定ボタンを押して、メールボックスを開いた。
「あっ…」
『今日、いつもの時間でいつもの場所で会えない?』
とだけメールに書かれていた。
「行くでしょ?」
と乃々。
どうしよう…これで会えないって言ったらもう会えないよね?
「行くよ。」
メールでわかったとだけ送った。
とうとう何も佐原くんから連絡なしでGWが終わってしまった。
「瞬から連絡きた?」
リツちゃんに聞かれる。
首を横に振って答えると、リツちゃんはため息をついた。
「何してるんだろうね。」
「佐原くんもGW忙しいんだよ。きっと…」
本当に忙しくしてあたしのことなんて忘れてそう…
もしかしたら、なかったことにされるのかな?
頑張って勇気だして言おうとしてたのに…
「何ため息ついてるの?」
席の離れている乃々がやって来た。
「瞬から連絡なかったんだって」
リツちゃんが答えてくれた。
「そうなんだ。」
その時あたしのケータイが震えた。
メールだ。
あっ!?
「杏、どうしたの?」
乃々に画面をのぞかれた、
「佐原くんからじゃん」
メールは佐原くんからだった。
「早くみなささよ」
リツちゃんに促される。恐る恐る決定ボタンを押して、メールボックスを開いた。
「あっ…」
『今日、いつもの時間でいつもの場所で会えない?』
とだけメールに書かれていた。
「行くでしょ?」
と乃々。
どうしよう…これで会えないって言ったらもう会えないよね?
「行くよ。」
メールでわかったとだけ送った。