キミの隣のイケメン君.
瞬side


本当は部活終わって、すぐに杏と会う約束してたけど奏が来たから寮に戻った。

「おつかれ。」

光樹と寮の部屋に戻ると、奏が椅子に座って待っていた。

「マジなんだ…」

ぽかんとしている光樹。

芸能人がいたら驚くよな…なりたてだけどCM出てるし

「はじめまして、弟の奏です。」

ぺこりと光樹にあいさつをした。


「奏、もう少しまってろ。」

そっこーでシャワーを浴びて、適当に服を着てファミレスに奏を連れて行った。

「杏が待ってるから。」

「ふーん。今さっきリツさんから紹介された。」

なんだ。

少しは安心だな。


ファミレスに入ると、しょんぼりとした杏が一人座っていた。

「杏?」

いつもみたいな元気がないな

「あっ…」

顔を上げた時にはもう普通に戻っていた。

「弟連れてきた。」

「うん。今さっきあったから」

「奏から聞いた。」


それからちょっとだけ話して、電車の時間があるからと言って奏が先に帰った。


駅まで2人を見おくって寮に帰った。



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