キミの隣のイケメン君.

王子様の幼なじみ

杏side


ただいま電車に乗ってます。

隣に座っているのはもちろんあたしの好きな人瞬!

眠ってる…初めの寝顔

寝ててもかっこいいなぁ


2、3時間電車に乗ってる。

早く着きたいような着きたくないような…

瞬と約束していた瞬の実家に行く日になってしまった。

母さんには事実を行ったら、興奮して行ってらっしゃいって見送られた。

しかも、幼なじみと毎年旅行に行ってるらしく、そこにも連れて行ってくれるらしい…

いきなりハードル高いよ!!


緊張しっぱなし…


「はぁ~」

大きくため息をつくと、瞬が目を覚ました。

「そろそろ着く?」

瞬に教えてもらっていた駅の2つ前だった。

「うん。」

「そっか…」

腕をのばして、ちょっとストレッチを始めた。

「たぶん駅に母さんが迎えに来てくれてるはずだから。」

いきなり瞬のお母さん!?

葵ちゃんや奏くんを見る限り相当な美人さんだろうな…

「緊張してきた…」

瞬は優しく頭を撫でてくれた。

「大丈夫、俺が付いてるから」

なんかあったら助けてくれるよね?

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