拝啓、優しいあなたへ
第2話





潮風が頬を撫でる。




今日は、天気がいい。




うみねこは船の上で鳴いてて




親父たちの活気のいい声が溢れる。





すごく、平和な気がする。







「亮介ー!」




親父の1人が俺を呼んだ。






『何ー!』


「網に変な瓶が絡まってたぞ!」


『今、行く!』










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