だからさ、泰斗は苦しむ必要はないんだよ。


多分今までのすべてのことは、


今につながるための一歩。


そりゃあ、


苦しかったし


悲しかったし


寂しかったし・・・


だけど、それがあったからこそ、


今が幸せに感じれるんだと思うから。



「もう大丈夫だから。
見せ付けてあげればいいじゃんか。
あたしたちこんなにラブラブなんだって。

そしたらもうなんにもしなくなると思うし、
むしろ何もできないと思う。」



あたし、強くなれたよ。



「梨乃・・・・」


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