一途な恋の味





柚亜は本を読んでいる



あいつに似合うな。




…って何いってんだ俺。




「柚亜~帰っぞ。」




ビックリしたのか、
読んでいた本を
落としてやがる。




拾おうとした時…。






「「あっ」」




俺と、柚亜の手が一瞬触れる。



ベタな感じに、
余計焦る俺。



「か、帰ろ」




柚亜の顔が赤く感じるのは気のせいか??



まぁ、いいや。



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