一途な恋の味


――――――
――――



「想ちゃん!!行こっ!!」



柚亜のテンションがやけに高い。



アイツ、なんかおかしい。



「柚亜。なんかあっただろ」





「ほぇ!?」




やっぱり…。変な声を出したときは、



動揺してる証だもんな。




「何があった。」



無理矢理問い詰める




「……ッにもなぃょっ!!」




柚亜は学校に向かって走り出した。



俺を置いて。


何言ったかよく分かんなかったけど、




はぁ。俺なんなんだよ。


俺がムカつく。←





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