HEART
「めっちゃ綺麗。こんな美少女見たこと無いわ」
さっきの女の人がそう呟くとスポットライトの当たる場所に連れて行かれた。
「笑わなくて良いから適当にポーズ取って。あ、ちなみにあれ俺のマネージャーね」
耳元で先輩が囁く。恋してるみたいな表情をしてと指示を出されたので先輩と共にポーズを取った。
カシャッ
NGは一回も出されずに、無事撮影が終わるとさっきのマネージャーさんが拍手をしていた。
「次はインタビューね。…そういえば貴方、お名前は?」
「…涙。南条涙です」
嫌いな名前を言うのは正直、死ぬほど嫌だった。でもせっかくのチャンス。これを逃したら…あたしの夢は終わるの。
さっきの女の人がそう呟くとスポットライトの当たる場所に連れて行かれた。
「笑わなくて良いから適当にポーズ取って。あ、ちなみにあれ俺のマネージャーね」
耳元で先輩が囁く。恋してるみたいな表情をしてと指示を出されたので先輩と共にポーズを取った。
カシャッ
NGは一回も出されずに、無事撮影が終わるとさっきのマネージャーさんが拍手をしていた。
「次はインタビューね。…そういえば貴方、お名前は?」
「…涙。南条涙です」
嫌いな名前を言うのは正直、死ぬほど嫌だった。でもせっかくのチャンス。これを逃したら…あたしの夢は終わるの。