爆走★love boy
☆☆☆

Wデートの行先はデパート内にあるドーナッツ店。



お昼前に待ち合わせをした私たちはとりあえずそこで腹ごしらえをしていた。




私と先輩が現れたとき、ナナミは目を丸くして「先輩の私服すっごいカッコイイじゃん」と、興奮気味に耳打ちしてきた。



恋人をほめられるのは悪い気がしなくて、私は素直に頷いた。



そんなナナミの彼氏はといえば、派手系なナナミとは正反対に落ち着きのある大人だった。



今は私服姿だから年の差もあまり気にならないけれど、どこでどうやって出会ったのか見当もつかない。
< 100 / 361 >

この作品をシェア

pagetop