爆走★love boy
動きかけた体を再びストンッとベッドに座らせて眉間にシワを寄せる。



いい未来が全く想像できない。



私ってば、龍ヶ崎にいる限りこんなどうでもいいことに悩み続けるハメになるんだろうか?



そう考えたとき、机の上で携帯電話が鳴り始めた。



少し前にはやったこの曲は、受験勉強中に雅紀君とよく聞いてたんだ。
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