爆走★love boy
いつもとは違って鼻歌なんてうたいながら着替えをする私に、一階からお母さんが声をかけてきた。



「亜美! お客さんよ!」



その言葉に、私は「え?」と、首をかしげる。



準備ができたら家を出ようという時間に、お客さん?



不審に思いながらも、学生カバンを持って階段を下りていく。



降りた先にある玄関にはお母さん。
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