爆走★love boy
そんなに簡単に吹っ切れる出来事じゃないハズなのに、その笑顔には偽りがないと感じた。



「亜美、よかったね」



「え?」



「ナナミちゃんと仲直りできて」



その言葉に、私は自然と頬が緩んだ。



本当に、その通りだ。



このままギスギスした関係が続いて行くなんて、耐えられないところだったもん。
< 212 / 361 >

この作品をシェア

pagetop