爆走★love boy
雅紀君は1人じゃなかったから。



雅紀君の後ろには、見たことのない男たちが4人ほどいる。



そして、チビな私を見下ろすようにして互いに何かささやきあい、小さく笑い声をあげていた。



嫌な……予感。



だけど、足は動かない。



まるで雅紀君の視線がロープとなって私の体を縛りつけているみたいだ。
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