爆走★love boy
男たちはなにか目配せをして、時々声をあげて笑っている。



2人にしかわからない合図みたいで、それがすごく気持ち悪かった。



なにがどうなっているのかわからないうちに、黒いジャージを着ていた方が私に手を伸ばしてきた。



熱い手がスッと頬をなでると、一気に寒気が押し寄せてくる。



「なぁ、おい」



「ああ。いいんじゃねぇの?」
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