爆走★love boy
「でもさぁ」



「なに?」



ようやく紅茶を一口飲んだ私は、ナナミを見つめる。



「亜美、処女でしょ」




「ブハッ!?」



2口目を口に含んだ瞬間だった私は、思わずそれを吐き出してしまう。



慌ててナプキンで口元とテーブルをぬぐいつつ、


「な、な、なに言ってるの!?」と、声を裏返して聞いた。



というか、こんなに動揺してたら処女ですって自分から暴露してるようなもんじゃん!!

< 27 / 361 >

この作品をシェア

pagetop