爆走★love boy
当たり前。


そんな口調の先輩に、私とナナミはあきれた顔をうかべた。


でも、そんなのあまりにも樹先輩らしくて、なんだか心の中が暖かくなった。


「その変わり、表の顔は成績優秀な生徒会長でいることを約束させられた。生徒会なんて、カモフラージュの1つだ」


「喧嘩が強いってことは、昔からヤンチャだったの?」
< 295 / 361 >

この作品をシェア

pagetop