爆走★love boy
ジワリジワリと視界がゆがんできたとき、先輩がピタッと足を止めた。



「ついた」



「え……?」



その言葉に左へ視線をやると、龍ヶ崎とは正反対で小奇麗な学校の正門が見えた。



あ――。



雅紀君の学校だ。
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