爆走★love boy
清掃員のおじさんまで簡単に味方につけちゃうんだもんね。


先輩の家にすごい権力があったとすれば、親が厳しい事も頷ける。


1人悶々とそんな事を考えていると、私たちが入ってきた重たい扉が開き、見なれた雅紀君が入ってきた。



雅紀君の顔はあざだらけで、チラリと樹先輩の方へ視線をやったかと思うとおびえたように唇を震わせた。




「なにか、用事?」
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