爆走★love boy
「ねぇ、初めての相手に俺とかどう?」



目をギラギラと輝かせた狼たちが一斉によってきた。



「やっ、ちょっと!」



狼にもみくちゃにされる私は懸命にナナミへ向けて手を伸ばす。



しかし、当のナナミは我関せずといった様子で鼻歌なんてうたっている。
< 37 / 361 >

この作品をシェア

pagetop