爆走★love boy
慰め合おうとしてたなんて知ったら、きっと中羽先輩は幻滅するにきまってる。
それだけで次の恋にいっちゃうなんて、尻軽もいいところだ。
なのに、先輩は笑った。
プッと噴き出して、おかしそうに笑ったんだ。
「亜美ちゃん、大正解」
「へ――……?」
「俺、亜美ちゃんに一目ぼれっていうのはウソじゃないけど。
その前の日に振られてんだよね」
うそ――。
先輩の手が、私の頭をポンポンとなでる。
それだけで次の恋にいっちゃうなんて、尻軽もいいところだ。
なのに、先輩は笑った。
プッと噴き出して、おかしそうに笑ったんだ。
「亜美ちゃん、大正解」
「へ――……?」
「俺、亜美ちゃんに一目ぼれっていうのはウソじゃないけど。
その前の日に振られてんだよね」
うそ――。
先輩の手が、私の頭をポンポンとなでる。