ラブハンターに狙われて。
そして近づいてきた社長の顔…キスされる!!


そう思って顔を背けながら目をギュッと瞑った…。すると…。


「そんなに怖がるなよ。大丈夫。何もしやしないよ」


その声は、優しくて。さっきまで感じていた恐怖心さえ消えてしまうような穏やかな声だった。



ゆっくりと、瞼を開けると…社長はあたしから少し離れた距離にいて。


「そんなに、怖がるなよ」


少し困ったような瞳であたしを見つめた。




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