ラブハンターに狙われて。
社長は、真っ直ぐあたしの瞳を見つめて。


「そんなの、決まっているだろう。


お前が好きだからだ」



そうハッキリと言った。


あまりにも、堂々と自分の気持ちを伝えてくる社長。

社長があたしの事を好き?嘘だぁ…。社長があたしの事を好きだなんて…そんなこと…。あるはずがない。


そう思いながらも、反面、心のどこかでそれが本当なら嬉しいと感じている自分もいて。自分で自分の気持ちが分からない。


「お前は、俺の事をどう想うんだ?」


まるで、あたしの心に問いかけるように聞く社長の瞳に

なぜか鼓動がドキンと跳ね上がり、頬が熱いぐらい真っ赤に染まっていくのを感じた。



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