ラブハンターに狙われて。

光の街とキスと

「じゃあ、そろそろ戻ろうか」

「はい」

社長の言葉に返事をして、席を立ちバックから財布を出そうとすると

「ここ、俺のおごりだから」

だけ言って、颯爽と会計を済ませると、「帰るぞ」カフェを後にして、サッサと車に乗り込んだ社長。

後を追うように、あたしも車に乗り込み
「ごちそうさまでした」とお礼を言うと「どういたしまして」と少し照れくさそうなに笑った。


社長は、本当はどういう人なんだろう?
いまの社長は、きのうみたいな俺様ぶりは、全く想像できないぐらい優しくて。

どっちが本当の社長なのか…。

気づいたら、もっと社長の事が知りたいと想うあたしがいた。


このまま、もしかしたら社長の事を好きになってしまうかもしれない。


うぅん。もしかしてじゃなく…確実に、あたしは社長の事が…好き。。。



うん…好きだよ。あたし。社長の事。

好きになっちゃったよ…。



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