ラブハンターに狙われて。
気づいてしまった自分の想いに戸惑いながら、運転する社長の横顔を見つめた。

社長が好き。


この気持ちは、紛れもなく。さっき気づいたばかりの本当の気持ち。


「相川さぁ…」


「は、はい!」


突然、名前を呼ばれて鼓動が跳ね上がる。

「お前…きょう何か予定あるか?」

「えっ?予定ですか?何もないですけど」



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