ラブハンターに狙われて。

「社長は、本当にあたしのことを好きになってくれたんですか?」


今、開けようとしている恋という名の心の扉。


この人に全部開けて、扉の奥に隠していた、あたしの全てを見せていいのかなんて

今のあたしには分からない。



ハッキリと分かるのは、この人にもっと抱きしめられていたいという想いだけ…。



「あぁ。好きだよ」


そう耳元で囁く、この人の唇に触れてみたい。



「その言葉…信じていいんですか?」


その言葉が本当なら、あたしをもっと抱きしめて…。




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