ラブハンターに狙われて。
「分かった。誓おう。お前を絶対裏切らない」
「本当…ですか?」
両手で社長の胸を押して、顔を見上げた。
「約束するよ」
あたしの瞳を、まっすぐと綺麗な瞳が捕らえた。
あたしは、もしかしたら、もうすでに社長に心を狩られていたのかもしれない。
この怖いぐらいに綺麗で、まっすぐな瞳に。
悔しいな…逆らえないよ…。
また誰かを好きになるなんて想わなかったのに…。
また、誰かにこうして…
「あたしも…あなたが好きです」
なんて言葉を言うなんて想わなかったのに…。
悔しいぐらいに…あなたが好きだよ。
社長。
社長は、ニヤリと笑うと、あたしの唇を奪っていった…。
そして僅かに残っていた自尊心も羞恥心も全部…一緒に。。。奪っていったんだ。