ラブハンターに狙われて。
奈津side


どうしよう…。
このままじゃ、あたし…。社長と寝ちゃうよ。


どうしよう…。


ずっと、ソファに座り込んだままのあたしの髪に何かが優しく触れた。


ビクッとなって顔を上げると


「好きだ…」


濡れた髪の間から、キラリと光る瞳であたしを見つめる社長…。


その視線に吸い込まれるように…あたしは、彼を見つめた…。




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