ラブハンターに狙われて。
彼の唇が…あたしの首筋を這いながら、手が胸の膨らみに触れた瞬間…
涙がポトリと滲んできて…。
「イヤーーー!!」
気づいたら、叫んでいた…。
「イヤ…イヤだ…こんなすぐに…できないよ…」
涙声で言った…。
「イヤ…こわい…イヤ…」
こんなすぐに…無理だよ…。あたしには…無理だ…。
やっぱり…できないよ…。
社長は、あたしに覆い被さったまま。ピクリとも動かない。
あたしは、社長の顔を見ることが怖くて…ずっと瞼を閉じていた…。