ラブハンターに狙われて。

社長の言葉で、途端に頬が赤く染まる。

そんなあたしの反応をまるで楽しむような瞳で笑うと


「冗談だよ」と頭を大きな手のひらでポンと軽く叩いて



「何か食べに行くか?考えてみたら、まだ晩御飯食べてなかったからな」



そう言うと立ち上がり椅子にかけてあるジャケットを手に取り


「行こうか」


微笑んだ。




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