ラブハンターに狙われて。
頬に軽くキスを落として、寝ている奈津を抱きしめる。
いつの間にか、喉の渇きを忘れてしまうぐらい。
俺は、寝ている奈津へのキスに夢中になっていた。
「うっ…」
キスで目覚めた奈津の瞳は、ドキッとするぐらい、とろんとした瞳で
長い睫をパチパチと瞬きさせながら俺の瞳をジッと見つめた。
その瞳が、たまらなく色っぽい…
「しゃちょ…ぅ…?」
「社長なんて呼ぶなよ…直紀って呼べよ」
俺はそう言うと、奈津の首筋に唇を這わせ
「あっ…」
時々こぼれてくる奈津の甘い声を聞きながら…もう一度、奈津を抱いた…。