空の大切なもの

その日はとりあえず近所のおばさんが泊めてくれることになった。 部屋は、和室を用意してくれた。


「すいません。迷惑お掛けして…」

「いいのよぉ。これくらい。空くんも今日は大変で疲れたでしょ?もぅ寝たほうがいいわ。」

と言って、押し入れから布団を出して敷いてくれた。


「はい…ありがとうございます。」


おばさんは和室から出て、奥の部屋に入って行った。

俺は、部屋の電気を消した。
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