空の大切なもの
突然、上の方から声が聞こえた。
「下向くな!上見ろ!!」
バッ
俺は驚いて顔を上げた。それは、父さんがよく俺とミナが落ち込んでいるときに言っていた言葉だった。
『下向いてずっと落ち込んでないで、上見て進んでいけ!!』
父さんから何度も聞いていた…
いるはずがない父さんの言葉が今、頭の上から聞こえた。
「下向くな!上見ろ!!」
バッ
俺は驚いて顔を上げた。それは、父さんがよく俺とミナが落ち込んでいるときに言っていた言葉だった。
『下向いてずっと落ち込んでないで、上見て進んでいけ!!』
父さんから何度も聞いていた…
いるはずがない父さんの言葉が今、頭の上から聞こえた。