空の大切なもの


着いたところは、何度か前を通ったことがある庭にきれいなガーベラの花が咲いている家だった。



ガチャ

「おーい、連れてきたぞー」

「おかえりー」



開けられたドアの向こうには、綺麗な女の人と小さな可愛い女の子がいた。



「おっ!向井 空くんね?」

「はい・・・」

「「ようこそ!ガーベラハウスへ!!」

「ソラ、今日からお前は俺らの家族だ!」


「へっ?」





この日から俺の新しい生活が始まった。
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