空の大切なもの
日が暮れてきて、川が紅く輝きはじめた。

俺は止めていた自転車に乗り、家に向かった。



家に着くと明かりが付いていなかった。


おかしい……


この時間なら母さんもミナもいるのに…



嫌な感覚が俺を襲った…




居間に入ると、机の上に紙があった。

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