大好きな君。
ふと幼稚園の門を見ると、


笑いを堪えて手を振ってる嵐。



妃「…何で笑ってんのよ」


嵐「あ?ああ…妃芽は幼稚園が似合うなぁと」


妃「イヤミ?褒め言葉?」


嵐「どう聞いても褒めてるだろ」


妃「…置いてくよ」


嵐「愛しい彼氏が迎えに来てやったのに…」



そりゃ嬉しいけど、


幼稚園が似合うって



お母さんに見えるくらい老けてるか、



スモック似合うくらい餓鬼ってことでしょ?



誰だって嬉しくないよ…






嵐「…やばい、遅刻だ」



妃「えっ嘘!」




*




更「あ、おはよう妃芽、嵐」


輝「はよ」


妃「更紗、輝!」



更「遅かったね?」







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