脱力くんの話によると

「なんでそんなに
和菓子屋行きたいの?」

「えっ分かんない・・・」


というかヤケになってまして・・・。

彼は靴を履き替えている。
私は取り残されたように
そこでじっと彼を見ている。

「まっ、べつにいいよ」

彼はぽつりと呟いた。

「ほんと!?(≧∇≦)」

彼はスタスタと自分のペースで
歩いて行ってしまう。

私はすぐに彼のペースに合わせようと
彼のあとを追った。

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