脱力くんの話によると

私の机をシャーペンで
トントンと叩いたのは
隣の席の彼。

「はい?」

市川くんが好きだった
私は彼の存在に
気づいてはなかった。

ちょっと地味だけど
顔は整っていて
髪の毛も寝癖がなければ
結構良い感じ。

顔は悪くはない。


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