あなたに会えた喜び
その日以降、優介君から電話やメールは1度もくることはなかった。


あたしは、どうしたらいいんだろう…。


優介君に謝りたいけど、いざ携帯を手に持つと緊張して手が震えた。


心臓もやけにうるさい。




そんな時美央からメールがきた。


“ヨシー!最近優介君とはどぉ?順調ですか?

 なんかあったらいつでも相談してよ?ヨシはあたしの親友なんだから!”



あたしは美央の言葉に涙がでそうだった。


そうだあたしの周りには助けてくれる人がいる!


よしっ!ちゃんと謝らなきゃ。



そう思ったあたしは右手で自分の携帯を強く握りしめていた。




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