あなたに会えた喜び



「泣き止んだ?」


「うん・・・。ごめん。制服汚しちゃった・・・」


「・・・」


「怒ってる?」


「ちゅーしていい?」


「・・・!?」


「反応おそっ♪」


「な・・・なんで?」


「だって礼可愛いんだもん♪」


「可愛くないし・・・」


もうあたしの顔は真っ赤か。


「ちゅーしたら、この制服の汚れのことは忘れてあげる♪」


「怒ってんじゃん」


「礼。目ぇつぶって…」


「はっ・・・!?」


「早く♪」


優介君の唇はもうすぐそこまできていた。



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