あなたに会えた喜び
事件発生。
優介君とキスを交わしてから3日たった。
あたしの頭からはあの日のことが離れない。
勉強も手につかないし(もともと頑張ってないけど)、夜は寝れないし、人と話すときなげか唇見ちゃうし、優介君からメールきてもなんて返したらいいかわかんないし…今のあたしはダメダメなのだ。
そんなことをボーっと考えているあたしに
「吉村さん。」
そう声をかけてきたのはあたしのクラスの委員長の近藤要君。
「近藤君、何?」
「あのさ…(ちょっと待って!)ふく…「ダメ!!!」」
「あたし後ろ向くから…ちょっと失礼だけど許して…」
(ダメだ…唇見ちゃうよぉ~(泣))
「よしむら…“グッ”」
「俺の女。気安く触んないで」
(えっ…?)
近藤君の腕を押さえた優介君があたしの後ろに立っていた。