大好きな君にエールを




そして、俺達の夏が終わり3年生は引退した。これから先輩達は野球ではなく、進路という壁にぶつかっていく。


先輩達が居なくなる部活は少し寂しい。それでも、1・2年は先輩達の想いを受け継ぎ活動している。



「あっちー……」


そして夏休み。毎日部活三昧の日々が来てしまった。


「永松〜水が欲しいよー」


「だらしないぞ、荒嶋」


このやり取り何度言ったかな。でも本当に暑い。


こんなに猛暑日が続く中、炎天下にも関わらず野球をするなんて。野球部だから当たり前だけど。


でもふと思った……麻帆はまだ暑いんだな。



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