我が道をゆく!!
「キヨ、ちょっと強引だけど、思いついたの、言っていいかしら?」
「うん、もちろん」
そして母さんが語ったのは、次のような内容だった。
斉藤さんに(俺が)告白する
鈍い彼女は、「好き」の本当の意味を知ればひどく焦るだろうから
そこで先輩といると安心すること、心を許せることを自覚させる
「まぁ、そこからはその…アサギちゃん?に任せるしかないけどね?」
「母さん、」
「ん?」
「天才」
「あら、ありがとう」